疲労がどうしても抜けない時、思い切って休んだら速くなった話

経験談
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今回は、「同等レベルのランナーよりも練習量が少ないのに疲労が抜けず、練習量が増やせないことに悩んでいる方」へ向けた内容です。

2024年8月、私は月間107kmを走りました。10月中旬からフルマラソンを予定していたので、8月までに足づくりを完成させて、9月からはペース走などの調整と疲労を溜め込まないようにすることに専念しようと思っていました。

月間107kmはサブ3.5を狙うランナーにとっては決して長すぎる距離ではないでしょう。私は変わらず9月中旬頃までは同じくらいのペースで走り、9月20日には月間80kmを超えていましたが、同じレベルのランナーでもっと長く走っている方がいたので、むしろ「もっと走っておきたかったな」と思っていたくらいです。

その一方で、私の足は9月に入った頃から下半身全体のハリが取れなくなっていました。ストレッチをそれまでよりも入念に行ったり、整体にも行きましたが全く改善しません。そんな状態なので練習のペースも全然上がっていませんでした。

「必要と思われる練習量に達していないにも関わらず、疲労が溜まってペースが上がらない」

こんな状態だったので、9月の後半に差し掛かるにつれて焦りと不安が募る一方でした。

そんなある時、仕事の関係で3日間、強制的にランニングができない状況下におかれました。

すると、不思議なことに、休んでいるこの3日間で徐々に足のハリが取れ、次第に軽くなっていったのです。それまでは3日間も走らない日が続くと、筋肉が固まって重くなってしまっていたので、3日間走れないことに対しては不安しかありませんでした。

仕事明け走ってみると、3日間走っていなかったことによる若干の体の重みは感じましたが、そんなものはすぐに取れてしまい、スイスイと走れてしまったことに驚きでした。

おそらく今後も練習強度のバランスをとりながらうまく休むことによって、体のコントロールが上手くなっていけると信じています。

・同等レベルや同じ目標を持つランナーと比べて走行距離や練習頻度が少ない
・目標に対して自分の走力が上がってこない

これらの状況になると、「もっと走らなければ」と焦る気持ちばかりが出てくると思います。思い切って休むことに対して勇気がいるでしょう。同等レベルのランナーと比べて自分の体力が足りていないことを痛感させられますからね。

ですが、私は「疲れている時には勇気を出して休むこと」も速く走れるようになるためには重要なポイントであると、今回の経験から学びました。

もし、他の人と比べて練習量が足りていないのに疲れが抜けずに悩んでいる方がいらっしゃれば、思い切って休むことを試してみてくださいね。

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